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腰痛を悪化させる原因

腹筋運動

腰痛になり腹筋を鍛えるように言われた事のある人は多いと思いますが、残念ながら腹筋を鍛えても腰痛は改善しませんし、逆に腰痛が悪化してしまうことも少なくありません。ムキムキのアスリートでも腰痛持ちはたくさんいます。腰椎を支えているのはお腹ではありますが腹筋ではなく腹圧です。

 

腹圧というのは横隔膜より下の部分で腹腔内の事です。腹式呼吸(息を吸った時にお腹がふくらみ、吐いた時にしぼむ)をするとお腹がふくらみますが、その圧力が腹圧と考えていいと思います。腹圧がしっかりしていないとタイヤがパンクした時のように体を支えることが出来ずに腰痛になります。

 

腹圧がしっかりかかるにはお腹は柔軟で弾力がある事が大切になりますが過剰に腹筋運動をすると腹筋が硬くなって腹部の弾力を妨げてしまいます。また過剰な腹筋運動で腹部を縮むような鍛え方は背面の筋肉が張る事になります。ほとんどの腰痛は腰の筋肉が張ることで起こりますので腰痛を悪化させる原因にもなります。過剰な腹筋運動は腰痛には逆効果です。

 

ストレッチ

 

腰からおしり回りや足にかけてのストレッチは適度であれば有効ですが、やり過ぎは腰痛の悪化の原因になります。緊張している張った筋肉を無理なストレッチをしたらどうなるか?

 

例えばゴムチューブを引っ張って伸ばすと、チューブは潰れて内径が細くなりますが、これと同じ事が血管にもおきます。血管が潰れて血流が悪くなれば痛みやシビレが悪化します。ポイントは伸ばしたい筋肉を意識してちょっと伸びたなくらいで戻し、あまり長い時間伸ばさない事です。無理なストレッチは筋繊維を壊し腰痛には逆効果になります。

 

湿布・消炎鎮痛剤・アイシング

 

湿布や消炎鎮痛剤(痛み止め)の主な作用は「血管を収縮させる」事なので血管が収縮すれば一時的に腫れが引き、腰痛がおさまったように感じますが、痛みを感じにくい鈍い体になっているだけです。血流が悪くなるので組織の修復の妨げになるので腰痛の治りは悪くなります。

 

冷却も同じで血管が収縮して血流が悪くなるのでやはり、治りは悪くなります。特に腰を冷やすと、冷えに弱い腎臓が冷え全身が冷えてしまいます。

 

痛み止めを飲んで「胃がやられた」という話は良く聞きますが、この時に他の粘膜が破壊されていると考えていいと思います。都合よく腰痛にだけ効くわけではありません。

常用する事は病気の原因になります。

 

強揉み

 

緊張して張っている筋肉は「縮んで硬くなっている」状態をイメージする方もいますが、実は乳酸などの疲労素を溜め込んでパンパンに膨張している状態がコリです。

 

緊張した筋肉は体の歪みにより筋肉がアンバランスになった筋肉で、慢性化すると腰痛などの痛みに変わっていきますが、その原因である歪みを改善せずに張った筋肉や腱を強揉みでゴリゴリしごいたりすれば、筋肉内の微細な血管が破れて内出血を起こす為あとで腫れてきます。

 

これが「揉み返し」で痛みや腫れ、炎症、関節運動の障害など生じます。

強揉みを受け、翌日皮膚が紫色になっているのは筋肉内の血管が内出血した

証拠です。このような強揉みを繰り返すと筋肉や皮膚は硬化してきて、

さらに強い力でないと満足できない体になってしまいますので腰痛は慢性化してきます。

 

緊張した筋肉や腱はピーンと張ったロープのようなもの。ピーンと張ったロープをゆるめるには引っ張っているものを元の正常な位置に戻してあげればいいので、ロープ自体には何もする必要がありません。もしロープ(筋肉)を強揉みすればロープ(筋肉)が痛むだけです。根本的に腰痛を改善したのであればマッサージは逆効果です。

 

 

安静・コルセット

 

骨折しギブスを一カ月も固定すると関節の機能が著しく低下し、リハビリが大変になりますが、腰の固定すると同じような事がい起きます。コルセットに頼っていると腰回りの筋肉が衰え、コルセットを外すと安定せず、不安になり外せなくなってしまいます。人間の体は使えば強くなりますが、使わない筋肉はあっという間に衰えてしまいます。

 

安静にし過ぎもまた、筋肉が衰え、足腰の血流が悪くなりますので少し無理をしてでも体を動かしたほうがいい場合が多いです。ぎっくり腰も動けるなら動ける範囲で動いていたほうが治りは早いです。

 

体の冷え 

 

冷えは血行不良で手足に冷えを感じることが多いですが、腰周りだけが特に冷えを感じることがあります。特に女性に多く女性の場合は自律神経失調症やホルモン分泌障害、ストレスの影響を受けて血流が悪くなり手足だけではなく腰にまで影響が及び、腰の冷えから腰痛になるとされています。

 

整体では

 

腰椎・骨盤の歪みによる冷え

冷えは血流の問題で神経が血流をコントロールしています。腰が悪いと足やおしりが痺れる事がよくありますが、腰の異常で神経の通りが悪いことで血流が悪くなり冷えを感じます。

また特に女性は骨盤が妊娠・出産だけではなく生理でも骨盤が開閉しますので、歪みによりスムーズに開閉が行われないと循環が悪くなり冷えや突っ張り感や痛みを感じます。

仙腸関節という仙骨と腸骨の歪みがあるとおしりや腰に冷えを感じやすくなります。

整体で腰の調整をしますとシビレだけではなく腰の冷えも解消することもあります。

 

内臓の影響による冷え

内臓の働きが良くないときに冷えを感じることがあります。内臓の働きが悪くなる原因は肉体的や精神的など様々です。ストレスがかかると胃が痛くなったり便秘したりしますが、特に胃腸は精神的なストレスの影響を強く受けます。女性は生殖器の異常により冷えや痛みが起こることがあります。

 

足からの影響による冷え

足の冷えがひどくなると徐々に上に冷えが上がってきてお腹や腰が冷えることで腹痛や腰痛を感じることは多いです。特に時間帯で冷えこみ始める秋はこういった腰痛が増えてきます。

また足首の影響で腰回りの冷えや腰痛になることも多く特に女性は足首の影響が強いです。捻挫が原因で骨盤が歪み、腰痛や生理痛がひどくなることも多いですが、捻挫は時間がたつと治りにくくなってきますので、ひどい捻挫は整体などでなるべく早く処置をしたほうがよいです。

 

整体では腰や骨盤、足首の歪みは整えていくことで下半身の冷えを改善していきます。

自分でケアするときは、少し熱めで足湯や腰への蒸しタオルが効果的です。蒸しタオルは3~4回冷めたらまた温めて腰にあてるのを繰り返します。体全体より部分的に温めたほうがよいです。

 

 

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